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星野俊也ディレクターが作成に関与した国連開発計画(UNDP)の特別報告書『人新世の時代における人間の安全保障への新たな脅威:より大きな連帯を求めて』の世界同時公刊イベントが開催されました。

2月8日、国連開発計画(UNDP)は特別報告書『人新世の時代における人間の安全保障への新たな脅威:より大きな連帯を求めて』の世界同時公刊イベントを開催しました。
ビデオ・メッセージを寄せた林芳正外務大臣は、発生から2年が経過した今も世界各国で猛威を振るい続けている新型コロナ感染症は、人々の命・生活・尊厳を脅かす人間の安全保障に対する危機であり、新たな時代の脅威に対応する人間の安全保障について議論を深めていくことが重要である旨述べ、今回の特別報告書の提言を踏まえ、日本としては、人間の安全保障の実施と普及を一層推進していくとともに、本年開催予定のTICAD8の機会も含め、国際場裏における人間の安全保障に関する議論に貢献していく考えを表明しました。
本特別報告書の作成にあたってはUNDPが武見敬三参議院議員とラウラ・チンチージャ元コスタリカ大統領を共同議長とするハイレベル諮問パネルを編成し、報告書草案の充実に向けて議論をしています。
星野俊也ディレクターは、国連外交と人間の安全保障及び持続可能な開発を専門とする有識者の立場から武見共同議長を支える国内の勉強会の座長をするとともにUNDPからの招きによる本件トピックに関するバックグラウンド・ペーパー執筆者の一人として知的協力をしています。
本件プレスリリース等はこちら
林芳正外務大臣のビデオメッセージ(2022年2月9日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000712.html
人間の安全保障に関する特別報告書ハイレベル諮問パネル設置について(2021年5月20日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000150.html
本報告書の概要(日本語版)は星野ディレクターが監修をしています。